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2006年10月 3日 (火)

大聖堂

Photo_14 ケン・フォレンット著 「大聖堂 上中下」を読んだ。中世ヨーロッパものを読むのは久しぶりかもしれない。以前、塩野七生が好きで、「コンスタンチノープルの陥落」から始まる三部作や、「海の都の物語」  「神の代理人」「わが友マキャベリ」など立て続けに読んでいた時期があった。ケン・フォレンットはスパイ小説家なので見落としていた。3巻2000ページにも及ぶ物語は圧巻であった。プロローグからフィナーレまでおよそ半世紀にまたがり物語は進行して行くのだが、全く飽きさせることなくその中に引き込んでくれたのには驚きだ。登場人物はそれぞれに個性があり、人間の弱さ・悪・良心など様々な面を演じてくれる。権謀術数や欲望、愛憎そして夢・こだわり・強い意志すべてが繰り返し繰り返し流れる。幸福は悲劇への序章であり、また悲劇は、幸福への道しるべとなる。題名となっている大聖堂の建設の描写もきめ細かく、さすがだ。久しぶりに読み応えがあり良い作品に出会えた気がする。

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