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2007年8月 5日 (日)

超セレナーデ ~ モーツァルトを語る第29弾

Posthorn_3 モーツァルトのセレナーデは編成も形式も様々である。13本の管楽器によるアンサンブル7楽章もの(K361)ソナタ形式の4楽章もの(K525)などである。そんなセレナーデ群からの初登場は何の迷いもなくセレナーデ 第9番 ニ長調 K320 「ポストホルン」である。ポストホルンとは小さなホルンで、単に管をくるくると巻いただけのものもあれば、ロータリー・ヴァルヴがついたものもあります。その名の通り郵便配達人が使用していました。15世紀にフランス、ヴェネツィアなどで郵便制度が始まり、郵便配達は、その到着と出発を知らせるのに小型の曲型もしくは環状のホルンを使っていました。17世紀頃には、ニュルンベルクのトランペット制作者の徒弟はその楽器を作ることをまず最初に許されたといいます。はじめポスト・ホルンは管の長さが短かく、1重程度しか巻かれていなかったために第1倍音と第2倍音を用いたオクターヴの動きしかありませんでした。しかし、管の長さが長くなり第6倍音程度まで出せるようになって、様々な音型が生まれました。 これが第6楽章の第2トリオに使用されているためこの愛称がついています。このセレナーデは、全7楽章で交響曲(1・2・5・7)と協奏曲(3・4・6)を一緒に聴ける壮大なものである。まず、第1楽章から驚かされる。壮麗なアダージョをもち、それに続くアレグロはロッシーニを髣髴させる音楽だ。第3・4楽章のフルートとオーボエの掛け合い(対話)もすばらしい。そして第5楽章のニ短調のアンダンティーノ。「出た~」 何故この場に短調が!?でもこれが実にいい。そして壮大なフィナーレ。盛りだくさんの音楽を一度に楽しみたいならこの曲だと思っている。それでは、第1・5楽章をお聴きください。

k.320 'Posthorn' - I. Adagio - Allegro (クリック)

k.320 'Posthorn' - V. Andantino (クリック)

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コメント

おちつかれましたか?

管打楽器も弦もウィーン・コンツェントゥスムジクスの使い方なのに、そのわりには穏当な表現のような・・・違う団体ですか?
それでも、新鮮な解釈には違いなく、いい演奏ですね!

ポストホルン、という「仮題」だけではこんなに壮大な曲だというイメージが無かったので、最初に聞いた時にぶったまげたことだけは記憶しているのですが、あらためて「いい曲だなあ〜」と認識しました。

Christopher Hogwood:The Academy of Ancient Music です。

ホグウッドでしたか・・・なるほど。

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