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2008年6月28日 (土)

火天の城

Photo 山本兼一「火天の城」を読む。桶狭間の戦いを前に、熱田神宮の宮大工・岡部又衛門は、信長に出遭う。若き信長に惚れ、それ以降信長の大工として付き従う。そして信長の野望である天下に並ぶものなき壮大にして美しき城「安土城」築城は、大工・岡部又衛門親子に託された。

七層五重の櫓に南蛮風の意匠を凝らした安土城はいかにして完成したのか。これは、超一流の技術と気概で数々の障害を乗り越え、前代未聞の建築物を作った大工集団の戦国版プロジェクトX。

戦国時代小説は、数多くあれど、城作りをテーマにした本書は画期的であった。

材木の伐り出し、途轍もない大きな檜の川流し、石積みなど、当時の職工の描写も迫ってくるものがある。信長が着想した途方もない築城プランに興奮する棟梁親子。ここで父と子の「棟梁」の器としての闘いがあり、苦難を糧に人間として成長していく息子の姿もなかなか感動的だった。

「安土城」それは、人間の夢と努力の尊さとはかなさの象徴。


是非ご一読を。

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