梅雨の庭
薔薇の季節がとうとう終わり。愈々梅雨入りです。庭では、あじさいと百合が咲きました。
強風で倒れていたのを、雨の中なんとか支柱にくくりつけての撮影です。今年も艶やかです。
山あじさいは、今年はホワイトに少し薄紫の色合いです。
さて、ここで蘊蓄。あじさいは、ご存じ毎年花の色が変化します。それは、アントシアニンとアルミニウムの関係で決まります。アントシアニンは、あじさいの花の中に含まれる色素でその他の補助色素により合成され色合いが決まります。しかしアルミニウムは、根から吸収されます。この、アルミニウムがたくさん吸収されると花は青くなり、されないと赤くなるのです。あとは、そのバランスです。酸性土壌にあるアルミニウムは溶けて根に吸収されやすいので、青いあじさいが多い土地は酸性土壌ということです。反対に、アルカリ性土壌は溶けにくいので赤が出やすいのです。ですからブリーベリーなどは酸性土壌が適しているのですね。
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