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2010年8月 6日 (金)

黎明に叛くもの

Photo宇月原晴明著「黎明に叛くもの」を読む。book時は戦国。
洛東はるかに、西域は波斯の暗殺教団“山の長老”伝来の暗殺の法を秘かに伝える山があった。
玉のごとき美貌を謳われ、山中深く刺客として養われた一人の稚児が、兄弟子とともに修羅の巷に下りる時、戦国一婆娑羅な悪党の伝説が始まる!天下二分の夢を誓った兄弟子・斎藤道三への想い、昇る日輪のごとく台頭する若き織田信長への嫉妬と憤怒…。舞い踊る傀儡、乱れ咲く毒の花、神秘の霊薬、妖しの法を自在に操り、久秀は迫りくる千軍万馬に、独り立ち向かい続ける。時代に先駆けながら、自らの誇りにのみ従い、時流に叛逆しぬいた男の華麗なる生涯―虚と実の狭間に屹立する、異形の戦国史。信長に「狂人のごとく」と怖れられた松永久秀。西方の妖異を操る奇人を軸に戦国群雄を描く歴史伝奇大作。

完全なるフィクション&ファンタジーの歴史小説であるが、人物相関における組み立ては見事としか言いようがない。
誰もが宇月原ワールドにのめり込んでしまうだろう。歴史的事実との辻褄を見事にすり替えて悪党久秀と魔王信長を対比しながらクライマックスまで持ってゆく力量に絶大なる拍手を贈りたい。

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