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2011年2月 2日 (水)

百年の亡国

Photo 海道龍一郎著「百年の亡国」を読む。

book昭和二十年、連合国の占領統治下にある日本。厚木飛行場に降り立ったGHQ最高司令官マッカーサー元帥は大日本帝国憲法の改正を示唆し、日本政府は新憲法のための研究を独自に開始する。しかし、大戦後の覇権をソ連と競う米国とGHQ総司令部の思惑に翻弄され、日本政府が提示した案はたちまちにして一蹴されてしまう。その後、GHQによって押し付けられた憲法草案はどのようにしてできあがったものなのか!?トルーマン、マッカーサー、吉田茂、白洲次郎ら、戦後を動かした大物たちが繰り広げる日本国憲法誕生の真相、そして、憲法草案作成に奔走し、日米の激しい攻防を目撃した内閣法制局の官吏たちの熱き思いを描く。

占領国アメリカのGHQによってわずか3日で基がつくられた現在の我が国の憲法。そこに至る過程と日本人としてのジレンマが綴られる。敗戦国としてのやるせなさ。日本人としての精神の喪失を造り出したGHQの姿。日本人として読んでおく本かもしれない。小説なのだが、読者としては、フィクションとして。

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