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2011年5月13日 (金)

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

Photo_2塩野七生著「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」を読む。久しぶりの塩野作品だ。前々から気になっていたがやっと手にした。
bookルネサンス期、初めてイタリア統一の野望をいだいた一人の若者――父である法王アレッサンドロ六世の教会勢力を背景に、弟妹を利用し、妻方の親族フランス王ルイ十二世の全面的援助を受け、自分の王国を創立しようとする。熟練した戦略家たちもかなわなかった彼の“優雅なる冷酷”とは。〈毒を盛る男〉として歴史に名を残したマキアヴェリズムの体現者、チェーザレ・ボルジアの生涯を描く。
読んでまず感じるのは、塩野さんは、彼にかなり魅了されていたのだろうということ。マキャヴェリズムを体現した君主としての冷酷さよりも目的に向かって突き進む生き様に惹かれてしまうのだろうか。それにしてもレオナルド・ダ・ヴィンチやマキャヴェリといったルネサンス期を代表する超有名人を脇役に、歴史の面白さに埋没できる一冊か。

さてチェーザレ・ボルジアは、ローマ法王の愛人の子(庶子)である。これ自体に何か違和感はないだろうか。いつもながら思うが、キリスト教は、その名のもとに何故にかくも多くの人を殺し、自らの腐敗により簡単にあるべき倫理道徳を消し去るのであろうか。人類史上一番の謎であり功罪だ。

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