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2011年11月19日 (土)

太平記鬼伝 児島高徳

Photo火坂雅志著「太平記鬼伝 児島高徳」を読む。

book五流山伏・児島高徳は、隠岐島に流された後醍醐天皇を脱出させることに成功する。高徳は、立川流の文観上人から、“螢惑星”という世に風雲を巻き起こす相があるといわれ、それは足利尊氏にもあるといわれた。  やがて後醍醐天皇は尊氏に追われ、南朝を起こす。高徳は、後醍醐天皇への信義を貫き、度重なる誘いにも動ぜず、尊氏と戦い続けた。北畠親房、楠木正成らの名将が活躍した南北朝時代の、知られざる人物の苛烈な生涯を描く。

話は、実際の高徳の太平記での有名な話の後から始まる。児島高徳が世上有名な逸話は、後醍醐天皇が隠岐へ流される途中、山陽道の船坂峠で救おうとしたが失敗、院ノ庄の美作守護所の桜の木に、

 天莫空勾践(天勾践(こうせん)を空(むな)しゅうすることなかれ)
 時非無范蠡(時に范蠡(はんれい)無きにしもあらず)

と、幽閉された越王勾践を救い出したその范蠡の故事を刻み、隠岐へ流される後醍醐天皇を救出せんことを誓ったという場面だ。残念。

しかし、利によらず最後まで信義を貫く姿は恰好良いものです。このようなあまり知られていない人物にスポットライトを当てるとはさすがです。

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