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2012年2月

2012年2月26日 (日)

いのちなりけり

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葉室麟著「いのちなりけり」を読む。
book「何度生まれ変わろうとも、咲弥殿をお守りいたす」 上意討ちの命で、最愛の妻の父を狙わねばならなかった男の赤心。水戸藩と幕府の暗闘のさなか、引き裂かれた夫婦が再びめぐり合う-。あのとき桜の下で出会った少年は一体誰だったのか――鍋島と天源寺の因縁がひと組の夫婦を数奇な運命へと導く。“天地に仕える”と次期藩主に衒(てら)いもなく言う好漢・蔵人と“水戸に名花あり”と謳(うた)われた咲弥はたった1つの和歌をめぐり、命をかけて再会を期すのだが――。水戸光圀公と将軍綱吉の関係が厳しい緊張の様相を呈すなか、思わぬ政争の具となりながら、懸命にそして清々(すがすが)しく生きる武士の姿を描いた。

春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり

この歌を求めて一生を生き、刺客との闘いに傷つき、それでも咲弥の待つ上野寛永寺へと進む蔵人の姿は感動的である。これはとにかくおすすめの一冊です。

2012年2月25日 (土)

秋月記

Photo葉室麟著「秋月記」を読む。
book筑前の小藩・秋月藩で、専横を極める家老・宮崎織部への不満が高まっていた。間小四郎は、志を同じくする仲間の藩士たちとともに糾弾に立ち上がり、本藩・福岡藩の援助を得てその排除に成功する。藩政の刷新に情熱を傾けようとする小四郎だったが、家老失脚の背後には福岡藩の策謀があった。藩財政は破綻寸前にあり、いつしか仲間との絆も揺らぎ始めて、小四郎はひとり、捨て石となる決意を固めるが―。

広瀬淡窓の歌「蘭」

孤り幽谷の裏に生じ
豈世人の知るを願はんや
時に清風の至る有れば
芬芳自ずから持し難し

@奥深い谷間に独り生え、世間に知られることを願わない。しかし、一たび、清々しい風が吹けば、その香りを自ら隠そうとしても隠せない

この歌をもって小説の根底に一人の人間の生き様を描き出す。その姿は、まさに「生き様」であって、単純な「生きた姿」ではない。ある意味で、人間としての矜持や筋を通すことで抱え込む苦悩の中でも、「流されていかない姿」なのである。

2012年2月24日 (金)

こまくさ 懇親会

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今日は、大学時代のクラブの東京在住者の懇親会でした。(京都・名古屋・沼津からも駈けつけてくれました)私は少し遅れて行きましたが、写真のようにさっそく合唱で盛り上がっておりました。4-5人集まればところ構わず歌っていたクラブですから、これくらいは当たり前。ホテルの人がもう時間ですと言われるギリギリまで歌っておりました。年齢にして40代後半から50代後半にかけての、おじい・あばあの集まりですが、すぐに大学時代に戻れることがすばらしい。2次会もありで4時間ほどの時間でしたが、懐かしいまた楽しいひとときを過ごしました。締めのY先輩の言葉「プライスレス」まさにそのとおりの時間でした。


2012年2月14日 (火)

芦ノ湖パノラマ写真

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iphoneアプリ 「AUTO STITCH」にて芦ノ湖全貌の写真を作ってみた。横にずらしなが、撮った6枚を自動で編集してくれるすぐれものだ。クリックして拡大でご覧ください。芦ノ湖は外輪山に囲まれた湖ということがはっきりわかります。左での奥が、伊豆半島、右の奥には相模湾も見えます。

2012年2月13日 (月)

箱根旅行2日目

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2日目は、九頭龍神社(箱根神社境外摂社)月次祭へ。遊覧船にて神社へ向かいます。
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↑ 左が箱根神社 平和の鳥居。右が九頭龍神社の湖水の鳥居です。今日は人出が少ないとのことですが、300-400名はいました。月次祭は約1時間。
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さすがに、足の指が寒さで感覚がなくなりました。
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修祓・献饌・大祓詞・祝詞・玉串奉納と・・ありまして湖水神事となり、神饌を湖中に捧げます。参拝者も頂いた御供を湖中へ。
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九頭龍神社近くの「白龍神社」も参拝しました。
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小さな祠です。そこから歩いて「箱根園」へ。次の目的地は、駒ケ岳山頂 箱根神社元宮です。ここからの眺めも絶景でした。
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今日は、曇りがちでしたが少しずつ晴れてきたほうなのです。朝は駒ケ岳の影も形も見えない程でしたから。
095099山頂に元宮がぽつんとあります。標高1357m。思い切り冷たい風が頬を殴りつけます。
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山を降りる時に少しだけ富士山が見えてきました。
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「箱根園」からは再び遊覧船により箱根町経由で元箱根へ。最後の目的地「箱根神社」へ向かいます。
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↑ 左が一の鳥居(大鳥居)右が二の鳥居。↓下が三の鳥居です。

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国幣小社 「箱根神社」の現在のご祭神は、箱根大神(瓊瓊杵尊・木花咲耶姫命・彦火火出見尊)。古代よりの山岳信仰の霊地でかつては箱根権現、三所大権現と称していました。神紋は、「三つ割り菊」です。

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神域は、杉並木により凛としていました。


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最後に平和の鳥居を撮影して終了。いえいえ、ここには松陰先生の句碑があるのです。


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「箱根山 越すとき汗の 出でやせん 君を思ひて ふき清めてん」これは、吉田松陰先生が幕府の命で再び江戸へ(処刑のため)呼び戻される直前に、高須久子さんに交わした歌ですね。野山獄にともに投獄されていた時に知り合った、生涯ただ一人「恋」心を抱いた女性と言われています。意外なものを見て感動です。

これにて、箱根旅行無事終わりです。堪能しました。

2012年2月12日 (日)

箱根旅行1日目

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1年前、予定していた「箱根旅行」の前の週に「東日本大震災」が起こり、当然ながらキャンセル。一年越しの今年は、かみさんの誕生日に合わせて出かけることにした。小田急ロマンスカーに乗っていざ出発。新宿駅で、切符を購入。なんと展望席前から2列目が空いていた。ラッキー。ネットでは売り切れだったのに。初めて乗る「小田急線」の景色や、経堂から喜多見までの「鹿島神宮-富士山(夏至のレイライン)」の一直線を確かめながら、箱根湯本へ。
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箱根湯本からは「登山電車」で強羅駅まで。3度のスイッチバックを行いながらの30分。ここからバスで第一の目的地「ポーラ美術館」へ向かう。まずは芸術の箱根を堪能。
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「ポーラ美術館」では、<印象派の行方~モネ・ルノワールと次世代の画家たち 展>が開催されているのだ。じっくり鑑賞した後、ここでランチ。再び強羅駅へ戻り、ケーブルカー・ロープウェーを乗り継いで「大涌谷」へ。
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大涌谷が見えてくる尾根を境に壮大な景色が拡がる。でた!!富士山。
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感動!!これが見たくて冬の箱根を選んだのだ。「大涌谷」では、お決まりの黒たまごを頂きました。中は、普通のゆでたまごでしたネ。
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ここから、さらにロープウェー(下り)で芦ノ湖へ向かいます。
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そして、海賊船で「芦ノ湖遊覧」。
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箱根町まで30分の優雅な乗船。いやいや風が冷たくて、震えながらの撮影でした。
箱根町では箱根の関所を後に旧街道の杉並木を歩きながら、元箱根へ向かいました。
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今日のお宿は「芦ノ湖旅館 和心亭 豊月」です。部屋から箱根神社一の鳥居が見えます。
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日曜日とあって、お風呂は夜・朝ともに貸切状態でした。夕食は、優雅な懐石。かみさんは、食後にタラソテラピーでくつろぎました。そして、事前に「誕生日」と告げていると、宿からかみさんにプレゼント。
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これには、感謝です。ということで1日目終了。とにかく晴れ男ブリを発揮し、絶景の富士山を堪能できたので言うことなしです。明日は、いよいよ「九頭龍神社_月次祭」です。


2012年2月10日 (金)

上弦の月を喰べる獅子 上・下

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夢枕漠著「上弦の月を喰べる獅子 上・下」を読む。
bookあらゆるものを螺旋として捉え、それを集め求める螺旋蒐集家は、新宿のとあるビルに、現実には存在しない螺旋階段を幻視した。肺を病む岩手の詩人「宮沢賢治」は、北上高地の斜面に、彼にしか見えない巨大なオウム貝の幻を見た。それぞれの螺旋にひきこまれたふたりは、アシュビンとなり混沌の中でおのれの修羅と対峙する……ベストセラー作家、夢枕獏が仏教の宇宙観をもとに進化と宇宙の謎を解き明かした空前絶後の物語。第10回日本SF大賞受賞作。

 「汝は何者であるか?」あるいは「私は何者であるか?」。「人は幸せになれるか?」「野に咲く花は幸せか?」そんな禅問答が続く。金輪、須弥山、兜率天という仏教の言葉も・・・。物語の構造自体が中核的なイメージである螺旋、しかも二重螺旋の形をしている。さまざまな神話や科学上の発見・逸話が語られ、螺旋が大いなる意味を持つ象徴としてこの本の中心にすえられる。かなりの難解さに頭痛がしてきた。
一年後にもう一度読んでみよう。


2012年2月 4日 (土)

ねじの回転 上・下

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恩田陸著「ねじの回転 上・下」を読む。
book近未来、人類は過去への時間旅行技術を手にしていた。その技術を利用して、近代史において悪名の高いある人物を暗殺するという「聖なる暗殺」というプロジェクトが実行されるが、その影響により、現代にHIDSという致死的な奇病が蔓延するという事態を招いてしまった。時間旅行技術を管理する国連。運命の流れを変える為、時間遡行装置により過去へと戻り、歴史を修正するプロジェクトが発動した。そして選ばれたターニングポイントが1936年2月26日、東京。そう、「二・二六事件」の修正である。限られた時間、装置の制約の中、歴史の修正にやっきになるスタッフ。しかし、歴史は生き物であるため簡単にことは進まない。妨害者も現われる中、タイムリミットは刻々と迫ってくる。はたして人類の未来は救えるのか?

「ゆがめられた歴史を修正する」という筋はまあありがちだが、その方法として、正しい歴史を当事者たちに再現させる、というのはなかなか斬新である。2・26事件を取り上げたのも個人的には興味をそそられた。


2012年2月 3日 (金)

龍の黙示録

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篠田真由美 「龍の黙示録」シリーズ3巻目まで読破。あと6冊。いわゆる伝奇物。ヴァンパイア・サーガだ。

イエス・キリストから血を与えられた主人公が、2000年間繰り拡げられる戦い。ローマ皇帝ティベリウス・ハドリアヌス登場、聖徳太子も登場。東日流の伝承も関わる。

3巻目でちょっと一休み。

2012年2月 1日 (水)

東京遊覧飛行

今日は、かみさんの忘年会ボーリング大会の優勝賞品「東京遊覧飛行」を満喫。浦安からヘリでお台場、渋谷、新宿、上野、曳舟を通って荒川を下り一周するナイトクルージング。時速250km。時間はわずか15分だが貴重な体験。上空700mからの巨大都市<東京>の夜景は圧巻だ。8人乗りのヘリの乗り心地は、意外と新幹線並みの揺れしかなくホッと一息(かなりの高所恐怖症)。
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残念ながら、デジカメで撮った写真は、光が流れている。240kmの高速で移動しているのだからあたりまえか。うかつであった。こんな感じです  ↓
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お台場とレインボーブリッジ
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東京スカイツリー
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東京ディズニーリゾート

お一人様、23000円。1分あたり=1533円。相当リッチな気分でのひとときでした。

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