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2012年2月26日 (日)

いのちなりけり

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葉室麟著「いのちなりけり」を読む。
book「何度生まれ変わろうとも、咲弥殿をお守りいたす」 上意討ちの命で、最愛の妻の父を狙わねばならなかった男の赤心。水戸藩と幕府の暗闘のさなか、引き裂かれた夫婦が再びめぐり合う-。あのとき桜の下で出会った少年は一体誰だったのか――鍋島と天源寺の因縁がひと組の夫婦を数奇な運命へと導く。“天地に仕える”と次期藩主に衒(てら)いもなく言う好漢・蔵人と“水戸に名花あり”と謳(うた)われた咲弥はたった1つの和歌をめぐり、命をかけて再会を期すのだが――。水戸光圀公と将軍綱吉の関係が厳しい緊張の様相を呈すなか、思わぬ政争の具となりながら、懸命にそして清々(すがすが)しく生きる武士の姿を描いた。

春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり

この歌を求めて一生を生き、刺客との闘いに傷つき、それでも咲弥の待つ上野寛永寺へと進む蔵人の姿は感動的である。これはとにかくおすすめの一冊です。

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