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2012年3月20日 (火)

悲運の皇子と若き天才の死

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「悲運の皇子と若き天才の死」西村京太郎著を読む。このてのミステリーはめったに読まないのでが、オビにある、有間皇子。の字につい誘われて買ってしまった。

book編集者の長谷見明は、実家が営む料亭の屋根裏で、天才画家と呼ばれ、沖縄で戦死した祖父の絵を発見。描かれていたのは飛鳥時代に殺された有間皇子であった。奇妙な召集命令を受けた祖父が、その絵に込めた思いとは?明が、雑誌企画「私たちの戦争」の取材をはじめた矢先、殺人事件が発生!十津川警部の捜査が始まる!!

大化の改新、太平洋戦争、そして現在(いま)――3つの時代の、3つの殺人。
歴史の闇を描く西村京太郎の傑作誕生!

祖父伸幸は天才画家と称され、足に障害があって兵役を免れていたのに不可解な徴集を受け、悲しみの表情を浮かべた有間の皇子の絵を遺して沖縄で戦死した。伸幸はこの絵に何を託したのか? 背景の不気味な黒雲が不吉な予感を感じる。
 磐代の浜松が枝を引き結びま幸くあらばまた帰り見む
 家にあらば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る

万葉集に残る有間皇子の無念と、「天と赤兄と知らむ 吾全ら解らず」と絵に書きつけて戦地に赴いた伸幸の心情に、両者の生き方、死に方には、共通するものがあるのではないか? 

こんな感じで始まる。暇つぶしに良かった。


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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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