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2012年8月19日 (日)

日御子

Photo_2帚木蓬生著「日御子」を読む。
bookはるか昔、倭国の平和のために海を越え大陸をめざした人々がいた。それは、失われた歴史をつむぐ朝貢の旅。いまにつながる、この国のはじまり。日本人のルーツを壮大なスケールで描く、書き下ろし歴史ロマン小説。

日御子というより、使譯(しえき/通訳)としてのアズミの物語でした。当時の倭の国々の朝貢の歴史を使譯の一族の歴史として紡いでゆきます。一族に伝わる3つの教え「人を裏切らない」「人を恨まず、戦いを挑まない」「良い習慣は才能を超える」と、さらに炎女が自得した「骨休めは仕事と仕事の転換にある」。これを守りながら、使譯の務めを全うする彼らは、充実した人生を送ることになる。血の繋がりの中で伝えられることで人はより成長し、その人間が支える国家も良い方向に成長していくのである。

邪馬台国を筑後川の下流域、現在の福岡県久留米市辺りに設定していま。ただし〈弥摩大国〉と書く。奴国(なこく)は〈那国〉、狗奴(くな)国は〈求奈国〉としていました。 私も九州説ですのでこの書きぶりは大いに賛同しました。
日御子のもっと焦点を当ててもらいたかった気がします。その点が残念です。


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