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2013年3月16日 (土)

時の娘

Photo_2ジョセフィン・テイ著「時の娘」を読む。

book

英国史上最も悪名高い王、リチャード三世

彼は本当に残虐非道を尽した悪人だったのか? 退屈な入院生活を送るグラント警部はつれづれなるままに歴史書をひもとき、純粋に文献のみからリチャード王の素顔を推理する。安楽椅子探偵ならぬベッド探偵登場。探偵小説史上に燦然と輝く歴史ミステリ不朽の名作。
「時の娘」とは、「真実は時の娘」(英語:Truth is the daughter of time.あるいはTruth, the daughter of Time. ラテン語:VERITAS TEMPORIS FILIAあるいは、VERITAS FILIA TEMPORIS)というフレーズの一部であり、「真実」「真理」(Truth)を意味するらしい。勉強になります。

リチャードⅢ世といえば、シェイクスピアの歴史劇で有名です。兄のエドワードⅣ世の亡き後、自らが王位につくために、兄の息子である二人の王子、つまり 自分の甥にあたる幼い王子たちを、ロンドン塔に幽閉した挙句に殺させたといわれている人物です。

『時の娘』は、イギリスの「国民的悪役」でもあるこの王 は、果たして本当に王子殺害の黒幕なのか、という謎を提起し、解明しているのです。

この謎に挑むのはロンドン警視庁の敏腕警部アラン・グラント。犯人を追跡中にマンホールに落ちて足を骨折するという、かなり敏腕ならざる状況で入院 する羽目に陥ったグラント警部は、友人である女優マータ・ハラードのすすめで、退屈しのぎに歴史上の人物たちの肖像画を眺めていました。ベッドの上でその 中の一枚、リチャードⅢ世の顔を眺めていたグラントは、この絵に描かれた人物は犯罪者には見えないと思いました。

ここから、歴史を紐解きながらの解明が始まります。最高傑作ですね!!

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