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2013年8月 4日 (日)

額田女王

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井上靖著「額田女王」を読む。

book大化改新後の激動する時代、万葉随一の才媛で“紫草のにほへる妹"とうたわれた額田女王をめぐる大ロマン。朝鮮半島への出兵、蝦夷征伐、壬申の乱……と古代国家形成のエネルギーがくろぐろと渦巻く中で、天智・天武両天皇から愛され、恋と動乱の渦中に生きた美しき宮廷歌人の劇的で華やかな生涯を、著者独自の史眼で綴り、古代人の心を探った詩情ゆたかな歴史小説。

額田女王は、中大兄皇子と大海人皇子の両方から求愛を受けた女性である。しかし、巫女としての特殊な立場から、いずれの妃ともならず、不思議な立場を保っている。この不思議な立場は、額田女王が巫女として神に心を捧げ、自分を第一と考え、両皇子のいずれにも心は渡さないと誓うところから来ている。 この額田女王を通じての中大兄皇子と大海人皇子の井上靖の見方が興味深い。中大兄皇子は火であり、大海人皇子は水であると評している。両者のこの印象は小説全体を通じて感じられるようになっている。

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